建築Visualization blog

UE4,3ds Max,CAD,Revit,BIMやリアルタイム系レンダリングなどのつぶやき。

UE4でQuest2!

Quest2はみなさんお手元に届いているのでしょうか?

早速 UE4プロジェクトで起動してみたいと思います!

今回は、4.25からAndroid開発が大きく変わったようですので、

4.22と4.25で開発準備に必要な最速方法を解説していきます。

Quest2用のコントローラ用3Dモデルも無料配布しておりますので、どうぞご自由にお使いください。

 

尚、旧Questについての方法は古いですが以前の記事に載せてあります。

UE4でOculus quest! - 建築Visualization blog

 

UnrealEngine 4.22+Quest2

ざっくり手順です。

注)4..25以上のVerでは、codeworksのインストールはしませんので、後編のブログをお待ちください

  1. codeworksインストール
  2. quest開発者設定をスマホでON
  3. まめおさんのテンプレートをダウンロードする
  4. プロジェクト設定確認する
  おまけ quest2コントローラのメッシダウンロード(弊社配布)
 

ではひとつずつ進めていきましょう。Oculusの初期設定はスマホアプリを入れて、終わらせておいてください。

1.Codeworksインストール

インストーラーはエンジンのインストールフォルダにあります。

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インストールしたらAndroidSDKをインストール

Quest2はAndroid10( API29)らしい

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2.quest開発者設定をスマホでON

スマホのOculusアプリから、「その他の設定」を開き、開発者モードをOnにしてください。

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OculusをUSBでつなぎます。USBケーブルは添付されておりませんので、公式サイトから購入するか、他の製品で探しましょう。私は今回、Switchについていたケーブルを使用しましたが、それも短いですので、安価なこちらを後日購入しました。
Newzerol For Oculus Linkケーブル 3m+5m 
 
 
PCとUSBで接続すると「USBデバッグを許可しますか」や「OculusLink(ベータ版)をOnにしますか」等のQuest本体側へのメッセージが出ますので、OKする

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3.まめおさんのプロジェクトダウンロード

 新規のVRテンプレートからも進められますが、こちらの公開プロジェクトが

使いやすいですので、活用させていただきます!いつもありがたいです。

Masterが4.25ですので、4.22を選択してダウンロードします。

 

github.com

 

4.プロジェクト設定

 基本Questの時と同じ内容です

対応プラットフォーム

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「プラットフォーム」の「Android

赤くなっているので、「今すぐ設定」を押す

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「AndroidSDK」
各項目のフォルダーのパスを指示

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プラグイン」のOculusVR
Laundh OculusUtilitiesWindow を押して、 PCを→Mobileにする。

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パッケージングの設定もついでに見ておく。これはいつも見てるよね。

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いざ起動!
起動ボタンから、Quest

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時間かかりますが待ちましょう

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数十分まっていると、Quest側にメッセージが出ますので許可します。

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完了!
 

おまけ コントローラで動かそう

 テンプレートは、ハンドになっていますので、ものをつかんだり出来ますが、建築のVR体験コンテンツでは、ハンドを使用しないことも多いかと思います。
公式のOculusのアセットは、Githubのほうのエンジンにしか更新されていませんので、
自作で申し訳ないですが、よければお使いください。
図面等があったわけではないので、若干の形状の違いはご了承くださいませ~っ
 

 

 
モデルのダウンロード先
 弊社が運営するダウンロードサイトのほうでお手数ですがお願いします。

d-fab.shop

 

 

Fbxをインポートする
mmで作成しているので、インポート時か、後で1/10にします。

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BPボーンを修正

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あとは、BPを開いて、ハンドのメッシュとすりかえましょう。
スケールや角度は調節してくださいっ
 トリガーやボタンの設定については、長くなりますので、今回は省略します。
 
長くなりましたので、4.25については次回に開設します!
 
 
 

 参考公式ページ

 以下が公式情報のリンクです